2026年2月10日
10~50代の男女、約6割が自分に合った努力の仕方を見つけられない「努力迷子」=やる気スイッチ調べ=
やる気スイッチグループが運営する個別指導塾「スクールIE」は9日、一人ひとりの個性にあわせた努力の仕方(努力の正解)の実態を明らかにするため、全国の10~50代の男女600人を対象に実施した、「努力迷子調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「直近1年で『頑張っているのに結果が出ない』と感じたことはあるか」と質問したところ、全体の54.9%が「頑張っているのに成果が出ない」と感じており、特に10代では65.7%と、他の世代よりも高い傾向となった。

結果が出ない時の心情としては、「このやり方で合っているか不安になる」41.1%、「焦りを感じる」30.2%、「自信を喪失する」28.9%が多くを占めた。自己肯定感が低いと自覚している人の半数以上(51.3%)が、「結果が出ない時に自分の頑張り方に不安を感じる」とネガティブな感情を抱えやすいことも分かった。
勉強や仕事などの取り組みで、全体の約半数(49.6%)は「自分にあった努力の仕方がある(努力にも正解がある)」と感じている一方で、実際に、それを見つけられていると答えた人はわずか8.3%にとどまった。
60.4%が「模索中」28.1%、「分からない」32.3%と回答しており、約6割が自分に合った努力をまだ見つけられていない「努力迷子」であることが分かった。年代別に見ても、10代(59.0%)、20代(58.4%)、30代(65.0%)、40代(59.1%)、50代(60.0%)と差がないことから、「大人になれば自然と自分のスタイルが見つかるわけではない」ことも伺える。
また、自己肯定感による違いを見ると、「自己肯定感が高い」と自覚している人のうち、20.8%が「自分にあった努力の仕方を見つけている」と回答しているのに対し、「低い」と自覚している人では、わずか3.1%にとどまった。自己肯定感が高い人の方が約6倍も自分に適した努力のスタイルを分かっており、自己認識や自信の有無が、行動の方向性や効率性にまで影響を与えている可能性が考えられる。

一方、「自分に合わない頑張りや遠回りな努力をした経験」について聞いたところ、全体の54.4%が「経験あり」と回答。さらに、その遠回りにかけた期間については、「1年以上」が29.1%で最も多く、期間中に1日あたり費やしていた時間としては、「1~2時間」18.2%、「30分~1時間」10.1%、「2~3時間」8.6%が上位を占めた。仮に、毎日2時間×1年間取り組んだ場合、累計730時間(約30日分)は、「遠回りな努力」に時間を費やしていたことが明らかになった。
また、遠回りな努力を経験した人のうち、67.3%は「もっと早く自分に合った努力の方法を知りたかった」と回答。年代別でみると、50代女性ではその割合が78.4%と特に高く、努力の方向性に対する後悔を抱えていることが伺える。

自分に合った努力の仕方を「見つけている」「おおよそ見つけている」と回答した人に、その見つけ方を尋ねたところ、「いろいろ試して見つけた」46.9%が最も多く、次いで「先生・上司・先輩からのアドバイス」25.6%、「家族・友人からの助言」17.6%が続き、自分に合った努力は、試行錯誤や周囲からのサポートで見つけていることが分かった。
その一方で、勉強や仕事などの頑張り方を周囲に相談している人の割合は33.2%にとどまり、約7割(66.8%)は相談していないことも明らかになった。相談しない理由としては「自己解決した方が早いから」32.7%、「相談する相手がいない」29.8%、「何を聞けばいいか分からない」24.8%という声が寄せられた。

また、相談相手については、「友人」40.0%、「親・きょうだい」32.9%と身近な人に相談する傾向があることが伺える。10代の相談相手としては、「友人」39.0%、「親・きょうだい」37.5%、「学校の先生」37.5%、「塾の講師」25.1%があげられた。
この調査は、全国の10~50代男女を対象に、1月23~27日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は600人。
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