2026年6月25日
ZEN大学、開学初年度の成果を公表
ZEN大学は23日、開学1年目の成果を公表する「第一回実績報告会」を開催し、初年度の入学者数や学修状況などを明らかにした。
2025年4月に開学した同大学には、4月生と10月生を合わせて4236人が入学。入学者は全47都道府県および海外に及び、高校卒業後に直接進学した学生が52.8%を占めた。
学修状況では、履修登録率95.6%、単位修得率72.7%。通信制大学では学業継続の難しさが課題とされるなか、初年度の退学率は5.9%にとどまり、2026年度も9割以上の学生が在籍して学びを継続しているという。
同大学では、履修計画を支援するクラス・コーチ(CC)、学修支援を担うアカデミック・アドバイザー(AA)、進路支援を行うキャリア・アドバイザー(CA)の3種類の専門スタッフを配置。学生51人に対してアドバイザー1人という体制を整え、学習継続を支援している。
また、学内コミュニケーションツールとして利用するSlackでは、開学直後の月間アクティブ率が96.9%、2026年2月時点でも83.4%を維持。学生主体のサークル活動などを含むチャンネル数は3400以上にのぼり、オンライン上で活発な学習コミュニティが形成されている。
経済的な理由による教育格差の解消に向けては、日本財団の支援による独自奨学金制度を設け、初年度は350人が利用した。受給者のうち世帯年収399万円未満が60.9%を占めている。
さらに、ボストン短期留学やシリコンバレー研修、カンボジア研修など6つの海外プログラムを実施し、116人の学生が参加した。
2026年度は、オンライン学習に加え、対面での交流機会も拡充する。4月には東京・神奈川・大阪・福岡で講義イベントや交流会を開催し、7月からは全国8都市を巡回する「旅するZENキャンパス」を実施する予定だ。
ZEN大学は日本財団ドワンゴ学園が運営するオンライン大学で、知能情報社会学部を設置。ITを活用した新しい高等教育モデルの構築を目指している。
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