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2026年10月15日

「理解できた」 高校3年生の約9割が後日ひとりで解けず=武田塾調べ=

学習塾「武田塾」を全国に展開しているA.verは14日、2026年の夏休み期間中に、学校・塾・予備校・オンラインなどで授業や解説を受け、後日同じ分野の問題に取り組んだ高校3年生100名を対象に、高校3年生の「わかったつもり」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。

「Q1. あなたは、この夏に受けた授業や解説について、「その場で内容を理解できた」と感じたことがどの程度ありましたか。」(n=100)と質問したところ、「かなりあった」が25.0%、「ややあった」が61.0%という回答となった。


「Q2. Q1で「かなりあった」「ややあった」と回答した方にお聞きします。あなたは、理解できたと感じた分野について、後日ひとりで問題を解こうとして解けなかった経験がありますか。」(n=86)と質問したところ、「何度もある」が26.7%、「何回かある」が52.3%という回答となった。


「Q3. Q2で「何度もある」「何回かある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。ひとりで問題を解けなかった理由を教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「理解したつもりになっていただけだったから」が45.5%、「解き方の手順を思い出せなかったから」が40.3%、「問題の出され方が変わると対応できなかったから」が40.3%という回答となった。


「Q4. Q2で「何度もある」「何回かある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。今になって振り返ると、行ったことで内容を理解した気になっていたと感じることを教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「間違えた問題に赤ペンで正解を書き込む」が49.4%、「解説を聞きながらノートを写す」が35.1%、「解答や解説をそのまま書き写す」が32.5%という回答となった。


「Q5. Q2で「何度もある」「何回かある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。解けなかった分野について、その際にあなたが受けていた授業や解説の形式を教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「学校の授業や補講」が62.3%、「解説動画」が28.6%、「映像授業やオンライン授業」が26.0%という回答となった。


「Q6. Q2で「何度もある」「何回かある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。ひとりで解けなかったあと、あなたがどう感じたか・どうしたかを教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「このままで間に合うのか不安になった」が49.4%、「勉強へのモチベーションが下がった」が33.8%、「自分の実力に自信をなくした」が31.2%という回答となった。


「Q7. あなたが、授業や解説を受けたあとに、内容を理解できたかどうかを確かめるために現在行っていることを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「ノートや解説を読み返している」が45.0%、「解答や解説を見ながら解いている」が35.0%、「解き方を頭の中で思い浮かべている」が31.0%という回答となった。


「Q8. あなたが、秋以降の勉強で取り入れたいことや引き続き行っていきたいことを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「参考書を使って自力で進める」が42.0%、「毎日の勉強内容を具体的に決めて進める」が37.0%、「解き方を自分の言葉で説明できるようにする」が34.0%という回答となった。


「Q9. Q8で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q8で回答した以外に、秋以降の勉強で取り入れたいと考えていることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「秋以降は志望校の過去問演習を本格的に進め、傾向の把握と苦手分野の克服に重点を置きたいです」や「夏までに固めた基礎をベースに、秋以降は志望校の過去問題集と模試の徹底的な復習を取り入れ、本番を見据えた実践力を養いたいです」など62件の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>
・秋以降は志望校の過去問演習を本格的に進め、傾向の把握と苦手分野の克服に重点を置きたいです。
・夏までに固めた基礎をベースに、秋以降は志望校の過去問題集と模試の徹底的な復習を取り入れ、本番を見据えた実践力を養いたいです。
・他の参考書や大学の入試問題を見て、解法がわかるか判断する。数をこなす勉強法。
・わからない教科・範囲を高速周回し、定着させる。
・同じ参考書をできるまでなんども繰り返すこと。

本調査から、授業や解説の場で得た「理解できた」という実感と、後日ひとりで問題を解ける力との間には、大きな隔たりがあることがうかがえる。赤ペンでの書き込みやノートの書き写しなど、手を動かす作業が「わかったつもり」を生みやすい一方で、理解度を確かめるために「授業で扱った問題を何も見ずに解き直している」高校3年生は27.0%、「内容を人に説明してみている」は10.0%にとどまった。2027年度大学入学共通テストは2027年1月16日・17日に実施予定で、10月2日に出願受付が締め切られ、受験生は本番に向けた最終段階に入っている。本番まで残り約3カ月半となった今、秋以降は参考書で自力学習を進めたいという声が最も多く挙がっていることからも、新たな授業を増やすより、一冊の参考書を何も見ずに解ける状態になるまで繰り返し、確認テストで定着度を測るといった「ひとりで再現できるか」を日々確かめる学習サイクルが、受験生の得点力を左右するのではないか。

調査概要
• 調査名称:高校3年生の「わかったつもり」に関する実態調査
• 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
• 調査期間:2026年9月10日〜2026年9月25日
• 有効回答:2026年の夏休み期間中に、学校・塾・予備校・オンラインなどで授業や解説を受け、後日同じ分野の問題に取り組んだ高校3年生100名

関連URL

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