2026年10月28日
近畿大学、学生ポータルアプリのAI機能実証実験を開始
近畿大学と教育機関向けコミュニケーションプラットフォームを開発・運営するサイバーエデュケーションテクノロジーズは26日、学生ポータルアプリ「KDU Mobile」に生成AI機能を搭載し、理工学部・総合理工学研究科の学生を対象に実証実験を開始すると発表した。
これにより、対話型アプリとして、学生がより正確な情報取得に活用できるほか、これまで電話やメール、窓口で行っていた問い合わせや見落とされていた大学からの各種情報を、24時間いつでも迅速に入手できる環境の構築をめざす。
近畿大学では、学生生活に必要な情報を一元化するため、新たなポータルサービス「KDU Mobile」を開発し、2025年8月からの先行運用を経て、2026年8月には、全学部、短期大学部、大学院に展開している。
2026年7月に実施した利用状況の分析では、約7割の学生が「通知設定」をオフにしていることが判明した。これは、プッシュ通知を煩わしく感じる反面、必要な情報はアプリ内の検索機能やスクロールによってその都度探している実態を示唆している。こうした探す手間や情報の見落としを解消し、学生がストレスなく疑問を解消する環境を整えるため、対話形式で直感的に情報を取得できる生成AI機能を「KDU Mobile」に新たに搭載した。
まずは学生数が多く、ITとの親和性の高い理工学部・総合理工学研究科の学生を対象に実証実験を開始する。
本機能ではGoogle社が提供する生成AI「Gemini」を採用しており、トップ画面の対話ボックスで「今日届いたお知らせは何?」「今日の授業の予定は?」「課題はある?」と尋ねるだけで、生成AIが即時に情報を検索し回答する。
また、履修要項やシラバスに記載されている内容などについても確認できるようにし、学生生活のさまざまな疑問を生成AIとの対話で解決できることをめざしている。これにより、従来は電話やメール、各学部の窓口で行っていた問い合わせが、24時間いつでもアプリ上で完結する。
近畿大学は2026年9月にグーグル・クラウド・ジャパンと包括連携協定を締結し、教育、学生支援、大学運営、研究の各領域を横断した「AIネイティブ大学」の実現をめざしている。今回の実証実験は、その一環となる「24時間学生支援モデル」の構築(学生支援窓口のオンライン化)を推進する取り組み。
実証実験で対話履歴のチューニングを通じて生成AIの回答精度や適切な応答の確認を行い、得られた学生の声や利用データをもとに精度の向上を図る。将来的には全学部へ展開するとともに、生成AIを活用した履修登録、キャリア形成や将来設計への個別アドバイスを行える高度な学生相談の仕組みの検討を進める予定だという。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、北海道南富良野町の町立保育所が保育ICTサービス「CoDMON」導入(2026年10月28日)
- 10月1日時点の内定率は89.4%。5年ぶりに9割を切る =キャリタス調べ=(2026年10月28日)
- Polimill、自治体向け生成AI「QommonsAI」の活用研修(初級編・中級編)を呉市で実施(2026年10月28日)
- 近畿大学、学生ポータルアプリのAI機能実証実験を開始 (2026年10月28日)
- Polimill、自治体向け生成AI「QommonsAI」の活用研修を長野県市町村自治振興組合対象に実施(2026年10月28日)
- 関西学院大学、「持続可能な半導体社会を実現する研究体験プログラム」を実施(2026年10月28日)
- 第21回高校化学グランドコンテスト、「文部科学大臣賞」は山脇学園高校が受賞(2026年10月28日)
- ワンライフ、就労継続支援B型事業所「ONECODE」でプログラミングをeラーニングで学ぶ仕組みを導入(2026年10月28日)
- 「わが子に合う「学び方」と「関わり方」を見つけるおうち受験秋の体験フェア2026」11月開催(2026年10月28日)
- タオ、学習塾・スクール向け「選ばれ続けるために、オンラインとどう付き合う?」11月開催(2026年10月28日)










