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2014年9月25日
KDDI/タブレット端末100台配備し、福岡市でICT教育実証研究
KDDIとKDDI研究所は24日、2014年9月から2015年3月まで、福岡市教育委員会と共同で、ICTを利活用した教育実証研究を実施すると発表した。
実証研究の目的は、教育現場でのICT活用を促進し、生徒の学力向上、表現力や自ら考える力を醸成すること。
福岡市立賀茂小学校をモデル校に、タブレット端末100台を配備。授業での活用やインターネットでの情報収集、校外学習など、ICTの利便性を活かした学習に活用する。
授業では、かるた機能などを使って楽しく英単語を学べる英語学習アプリや、理解度推定技術 (*1) を組み込んだ算数ドリルアプリで、生徒の理解度に応じた効果的な学習を促進。
また、海外を中心に多くの利用実績を持つ教育向けSNS「Edmodo (エドモード)」(*2)を、先生と生徒の間のコミュニケーションツールとして活用しながら、情報リテラシーの育成・向上を図る。
学習アプリの通信には、KDDI研究所の暗号化技術「KCipher-2」を採用しており、プライバシー保護や安心・安全に配慮したICT環境を実現した。
今回の実証研究は、KDDIの教育分野でのICT活用の取り組みや、福岡地区でのケータイ教室など情報モラル教育活動への取り組みが福岡市教育委員会に評価され、実現したという。
(*1) 理解度推定技術 :KDDI研究所が開発した、一部の問題の解答結果から各学習単元の理解度を推定する技術
(*2) Edmodo:Edmodo,Inc.が提供する教育向けSNSプラットフォーム
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