2015年5月7日
武蔵野美術大/ドローンを体育の授業に導入 空撮動画で運動動作をフィードバック
武蔵野美術大学 身体運動文化研究室の北徹朗准教授らの研究チームは、小型無人飛行機のドローンを体育の授業に導入し、空撮動画による運動動作のフィードバックなどに活用している。
北准教授らの研究チームは、ドローンの撮影動画を使ったゴルフの授業実践を2015年度から開始。
ゴルフの授業実践では、スイングの動作を、ゴルフシミュレーションPCに加え、ドローンによる空撮動画で確認してフィードバックを行っている。さらに、空撮動画を使ったホームワークも実施。スイング時のスタンスや頭の位置、肩や腰を回転させるタイミングなどの指導に利用している。
北准教授は、天井カメラなどの特殊な環境が無い限り、上から見た運動動作やチームの動きを評価することは困難とし、今回の試行的実践で、ドローンを使えば上方からの映像を簡単に教育に生かせることが確認されたと報告。
また、ゴルフの指導以外にも、べースボール型の脚の踏み出しやバットスイング、サッカーやバスケットボールのチーム戦術に関する教育にも役立てられることが期待されるとしている。
北准教授は、トライアルの概要を、6月13日に開催される「第22回日本運動・スポーツ科学学会」で発表する。
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