2016年4月11日
文科省「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」の中間取りまとめ公表
文部科学省は8日、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」の中間取りまとめを公表した。
「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」は、教育の情報化に向けた施策の検討を行うために設置。データの効果的活用を通じて、個に応じた学習指導と学級・学校経営を支援する「スマートスクール」(仮称)構想に向けた方策、地域間格差の是正、地域・学校連携推進などについて議論を続けてきた。
今回の 発表された中間取りまとめでは、アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善や、個に応じた学習の充実、プログラミング・情報活用能力の育成、エビデンスに基づいた学校・学級経営の推進。さらに教員が子どもと向き合う時間を確保するための環境整備が提言されている。
こうした教育の情報化を加速するために、教育委員会・学校、関係省庁の連携、首長部局や地域の様々な主体が一体となって取り組むことが重要であるとしている。さらに、産学官が連携した支援体制を構築する必要性にも触れている。
今後、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」は、ワーキンググループを設置して具体的な検討を行い、7月末に最終取りまとめを行い、文部科学省として「教育の情報化加速化プラン」を策定する予定だという。
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