2013年1月24日
内田洋行/「書聖 王羲之」展に技術協力 教育用にも展開
内田洋行は1月22日、同日から東京国立博物館で開催されている特別展「書聖 王羲之」への技術協力として展示会場内の特殊映像コンテンツを制作し、平成館にて一般公開すると発表した。
この特殊映像コンテンツは、リアルタイムレンダリング技術によって制作しており、展示会場の演出のほか、東京国立博物館で開催される解説や教育用コンテンツにも即座に改編を行う予定。
具体的には、東京国立博物館の監修のもと、王羲之などの「蘭亭図巻(万暦本)」に描かれる“曲水の宴”の作品イメージをそのままに2.5次元に立体化した映像を制作したもの。
また、「双鉤塡墨(そうこうてんぼく)」による写しの再現映像などの制作も行った。
リアルタイムレンダリング技術で制作したコンテンツは、制作した後に多様なデータ形式に変換できるため、上下左右や拡大縮小など視点を自由に移すことのできるシミュレーションや、アプリケーションを付与してタブレット端末上で簡単操作を行える教育・プレゼンテーション用のコンテンツなどへの展開も可能。
展示上映用の特殊映像コンテンツの画像
■「蘭亭図巻(万暦本)」“曲水の宴”を立体映像化
■「蘭亭序(拓本)」の筆跡を映像再生
■「双鉤塡墨(そうこうてんぼく)」による写し技術を映像化
問い合わせ先
株式会社内田洋行
広報課
電 話:03-3555-4072
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