2017年9月7日
インターネットで学士取得可能「東京通信大学」来年4月開学
日本教育財団は、8月29日付けで文部科学省から「東京通信大学」の設置認可を受け、2018年4月の開学が決定したと発表した。
東京通信大学は、場所や時間、費用を気にせずに大学卒業資格 (学士) を取得できるインターネットの大学。社会人の学び直しニーズの高まりや、経済的な理由により教育を断念せざるを得ない人がいるなどの社会的背景に呼応する教育を目指し、現代の日本で人材不足が指摘される情報・福祉分野で活躍できる人材の育成を目的に設立される。
授業は基本的に動画配信による受講で、1コマの講義が約15分に分けて配信されるので、忙しい人もスキマ時間を利用して学習できる。カリキュラムは情報・福祉の分野ですぐに役立つ実践的な学びができるように考えられており、資格取得のための勉強はもちろん、社会で役立つ問題発見力や解決力が身につくという。
また、学習履歴を可視化して意欲を高めるオンライン学習支援システムや、メール・電話で気軽に相談できる窓口など、オンラインとオフラインの両方で学習をサポートする。入学金込みで4年間の学費は62万円 (他に教材費、スクーリング費、インターンシップ費、実習関連費が必要となる場合がある)。
情報マネジメント学部情報マネジメント学科と人間福祉学部人間福祉学科があり、それぞれ入学定員400名、3年次編入学定員200名、収容定員2000名となっている。
なお、同学のTVCMが8日から全国でオンエアされるのに先駆け、6日からWebサイトで先行公開している。
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