2018年2月2日
工学院大附属中の生徒のビデオがアメリカの映像祭でファイナリストに
工学院大学は1日、同大学附属中学校の生徒たちが平和教育の一環で制作したビデオ作品が、今月米国で開催される「プロビデンス・チルドレンズ・フィルム・フェスティバル2018」のファイナリストに選ばれたと発表した。
工学院大学附属中学校2年の生徒たちは、平和教育の一環として、道徳の授業で約5分間のオリジナル・ビデオの制作に取り組んだ。生徒間の互選で選ばれた作品の中から、齋木宏共さん (ハイブリッド特進クラス2年) を監督とするチームの作品「PEACE」を、米国で開催される「プロビデンス・チルドレンズ・フィルム・フェスティバル2018」(2月16日~25日開催) に応募して、見事ファイナリストに選出された。作品では、動画撮影から戦争体験者へのインタビュー、英語字幕の作成まで、すべてを生徒たちが担当している。
工学院附属中学校では、アクティブラーニングやICT教育、アイデアを形にして発信する力や思考力、情報活用力やメディア情報リテラシーを養うデザイン思考の授業など、同校が実践する21世紀型教育の成果の現れであると評価している。
同作品は、日本国内で平和をテーマに、学生など若者を対象に開催される映像の祭典「国際平和映像祭2017」にも出品され、ファイナリストに選出されている。
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