2016年9月7日
総務省が2017年度予算概算要求を発表、プログラミングに4億円
総務省は8月31日、2017年度の予算概算要求を発表した。2017年度の要求額は一般会計で16兆6743億円と、前年度の予算額15兆9914億円から、6828億円増となった。
予算概算要求のうち、ICT教育関連のものとしては若年層に対するプログラミング教育の推進に4億円を計上。2020年度からの学校教育での必修化も踏まえ、教材の開発とクラウドでの共有、教育委員会など対するアウトリーチ型の導入支援などの取り組みを強化 する。
スマートスクール・プラットフォーム実証事業には5億円を計上。授業・学習系システムと校務系システムとの安全かつ効果的な情報連携方法などについて、文部科学省と連携しつつ実証を進める。
ICTを活用した街づくり等の推進には18億円を計上。地域活性化と地方創生を目的に、防災、医療・健康、観光、教育など各分野における成功モデルの普及展開を推進するとともに、ICT を活用した分野横断的なスマートシティ型の街づくりを推進する。
また、若者やスタートアップなどを対象としたIoT人材育成に3.3億円を計上。IoTユーザに関するスキルセットを策定するとともに、IoT体験型教育やハッカソン、講習会などを実施し、IoT時代に必要な人材の育成に繋げていく。
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