2013年9月24日
ヤフー/次世代インターネットサービス「さわれる検索」を盲学校へ導入
ヤフーは17日、次世代インターネットサービスに関する新コンセプトモデル「さわれる検索」と、新コンセプトを具現化した「さわれる検索」プロジェクトを発表した。
「さわれる検索」は、これまでのインターネット利用のスタイルであった文字・音声入力によって情報を「見る」「聞く」ことから、情報を「さわる」ことに発展させたコンセプトモデル。
3Dデータベースと3Dプリンタを融合させることにより、音声入力によって認識されたキーワードを3Dプリンタから出力し、実際の「立体物」を生成する。
ヤフーでは、「さわれる検索」プロジェクトとして、筑波大学附属視覚特別支援学校(盲学校)への導入を行っている。
4日にはテスト導入として、「さわれる検索」プロジェクト特別授業を実施し、13日まで学校内に試験的に設置した。
本格導入として、9月20日から10月18日までの約1ヶ月間設置し、盲学校の生徒達に自由に体験してもらい、その後は有効利用してもらう機関を選定し、「さわれる検索」マシンを寄贈する予定。
また、発表に併せてプロジェクトサイトを開設し、「さわれる検索」マシンを通じて、生徒たちがどのような「さわれる」体験を行ったかを随時レポート。
盲学校の生徒達が「さわりたいもの」を中心に、企業や一般から3Dデータの募集も行っている。
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