2014年5月9日
オデッセイ コミュニケーションズ/先駆者が反転授業のノウハウを語った一冊
オデッセイ コミュニケーションズは、反転授業に先駆的に取り組んできたジョナサン・バーグマン氏とアーロン・サムズ氏がそのノウハウを語った書籍『反転授業~基本を宿題で学んでから、授業で応用力を身につける』を22日に発売する。価格は1500円(税抜)。監修は、東京大学大学院情報学環の山内祐平准教授と大浦弘樹特任助教。翻訳は上原裕美子氏。
科学教師のジョナサン・バーグマン氏とアーロン・サムズ氏は、2007年から米国コロラド州にあるウッドランド・パーク高校で、講義画像を使った授業を開始。その授業を「Flipped Classroom(反転授業)」と呼んでいたところ、メディアが取り上げて名前が一般に広まったという。
『反転授業~基本を宿題で学んでから、授業で応用力を身につける』は、反転授業の導入効果や実践方法、さらに発展させた”反転型完全習得モデル”など、2人のノウハウを凝縮。特に動画の作成方法や、生徒をいかに評価するかというキーになる部分は、それぞれ10ページ以上を割いて紹介している。
また、自宅にコンピューターのない生徒にどう対応するべきか、学校の賛同をどのように取り付けるのか、やる気のない生徒はどうすればいいのかなど、反転授業の導入校が直面しがちな課題について解説するなど、実用的な内容になっている。
発売に合わせて著者の1人であるアーロン・サムズ氏が来日。22日に立命館大学で、24日に東京大学で講演とワークショップを行う。
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