2014年9月30日
D2C/「アプリ甲子園 2014」優勝は嵌まるゲームアプリ「OCTAGON」
D2Cは28日、日本科学未来館未来館ホールで、全国の中高生を対象としたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園 2014」の最終選考に残った10作品による決勝大会を開催した。応募総数805点の中から優勝は、日本女子大学附属高等学校1年の山本文子さんの開発したゲームアプリ「OCTAGON」に決定した。
「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエイターの発掘と健全な育成支援を目的として、2011年からD2C が主催する、スマートフォン向けアプリ開発コンテスト。また、2012年度からは日本の科学技術振興への貢献を目的とする文部科学省の後援事業として認可を受け、開催されている。
決勝大会では、10名のファイナリストによるプレゼンテーションを行い、デジタルハリウッド大学杉山知之学長など5 名の審査員が、独創性やデザイン性、消費者支持度の観点から企画力を審査した。また、実機でアプリケーションを操作したりソースコードを確認しながら、操作性、技術力、完成度などの実装力も採点した。
その結果、山本文子さんの「~丸を仕分けるしゅっティングゲーム~OCTAGON」が2位以下に大差を付けて優勝に決まった。
山本さんはプレゼンテーションで、「『くだらないことは楽しい』にこだわって、指先が癖になってしまうような直感的なゲームを作ろうと思った。ゲームがシンプルだからこそデザイン性、特に和のテイストにこだわって浮世絵の雰囲気でまとめた。また、ゲーム音を付けたことによってスピード感が出たと思う」と、アプリの完成度の高さを提示した。
審査員の評価は、「デザイン性が高い」「操作感が気持ちいい」「スピード感があって音がいい」「実装が丁寧」「とにかくゲームに嵌まってしまう」など、山本さんの狙い通りのものとなった。因みに、OCTAGONは既にAPP STOREでリリースされている。
準優勝から5位の作品は、以下の通り。
準優勝「Cross Office」 古田克海さん 平塚学園高等学校2年
・パソコンと接続してプレゼンテ―ションを行うことができるアプリ。
3位 「Melodic Words」 松島曜一郎さん 学習院高等科2年
・入力した文字から心地よい音色が生成されるアプリ。
4位 「待ち合わせ 」 小野雄紀さん 慶應義塾高等学校2年
・2つの駅を入力すると中間の待ち合わせ駅を検索できるアプリ。
5位 「STUGUIN 」 羽柴彩月さん 愛知県立半田高等学校2年
・勉強時間を計ったりデータを管理したりして勉強をサポートするアプリ。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)