2014年12月19日
アドバンスト・メディア/英語発音を可視化する音声認識エンジンをベネッセが採用
アドバンスト・メディアは18日、英語教育に特化した「子供英語用音声認識エンジン」の提供を開始した。また、ベネッセコーポレーションの小学生向け英語教材「Challenge English(チャレンジイングリッシュ)」に採用されたと発表した。
「子供英語用音声認識エンジン」は、英語を発音する際の声の高さや、抑揚を音素単位で数値化して分析し、ネイティブの発音・イントネーション・アクセントにどれだけ近いのかを比較・判断。発音を可視化し、より正しい英語発音の習得につなげられるという。
「Challenge English」は、マルチデバイス対応の小学生向け英語教材で、2015年4月から開講する。「聞く・話す・読む・書く」の技能を総合的に自宅で学習する「4技能トレーニング」と、外国人講師とのマンツーマンレッスン「オンライントーク」で構成。
今回、音声認識エンジンは、「4技能トレーニング」に採用された。対象となる年齢の子どもの発音サンプルを収集し、ベネッセ向けにチューニング調整を行い、ベネッセ専用の「子供英語発音判定エンジン」を作成した。ネイティブスピーカーの音声データと比較し、子どもの発音した英語がどの位ネイティブの発音に近いのかを判定する。
アドバンスト・メディアは、今後、語学教材の開発企業のほか、学習塾・英会話教室など各種教育機関へ、音声認識エンジンの導入を積極的に進めていくという。
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