2015年3月16日
九州国立博物館と凸版/「王塚古墳」のVRコンテンツが楽しめる個人向けサービス
九州国立博物館と凸版印刷は14日、専用のVRゴーグルを使い、特別史跡「王塚古墳」のバーチャルリアリティ(VR)コンテンツが楽しめる個人向けサービスの提供を期間限定で開始した。提供期間は12月31日まで。
サービスでは、九州国立博物館ミュージアムショップで販売している専用VRゴーグルに装着することで、特別史跡「王塚古墳」の石室内部をバーチャル鑑賞・体験できる。専用VRゴーグルの価格は800円(税別)、1000個限定での販売。
文化財をテーマにした個人向けVRコンテンツ配信サービスは、日本初だという。
今回、生活者が自宅や史跡などに自由に持ち運び個人で楽しむことができる、WebGL(*1)を利用したストリーミング配信VRコンテンツを専用のVRゴーグルと合わせて開発し、商品化した。
コンテンツは王塚古墳の石室内部を、文様を探すクイズ形式で鑑賞できる。
さらに今後、個人向けサービス版のみの新機能として「フリー鑑賞モード」などを追加する予定だという。
(*1)WebGL:Webブラウザ上で3次元CGを表示させることができる仕様のひとつ。
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