2015年5月11日
Classi/2015年度に全国120校以上の高校・中学で採用が決定
Classi(クラッシー)は8日、4月から正式サービスを開始した学習支援クラウドサービス「Classi」が、2015年度に全国120校以上の高校・中学で採用が決まったと発表した。学習支援クラウドサービスのタブレット活用台数としては、日本最大規模だという。
教育でのICT活用をめぐっては、文部科学省が児童生徒1人1台の情報端末の実現などを推進しており、また全国の自治体も独自に実証実験を進めるなど、タブレットを活用した学習環境は急速に広がっている。
「Classi」は、タブレットをはじめ、スマートフォンやパソコンでも利用できる学習支援クラウドサービス。教師、生徒双方を支援する機能をそろえているが、 サービスの採用は学校単位となっており、生徒1人あたり3600円/年(月額300円相当)で利用できる。
主な機能として、生徒の学習状況や成績、活動履歴などが蓄積され面談などで活用できる「生徒カルテ」、生徒が学習スケジュールを管理したり家庭での学習時間を記録したりできる「学習記録」、授業に利用する動画や画像などの素材をまとめて保管し、簡単に生徒と共有できる「コンテンツボックス」などがある。
これらの機能は、各学校のICT環境の整備状況や学校の特色、利用シーンなどに応じて自由に組み合わせて利用することができ、学校教育でのICT活用を段階的に進めたい学校にも多く採用されている。
また、ICT環境の整備については、ソフトバンクグループが各学校の必要に応じて、安心安全なセキュリティーシステムや通信機能を備えたタブレットを提供する。
「Classi」を活用している学校では、授業で使う教材や素材を授業前後に生徒と共有することで、授業のあり方自体が深化した事例や、学習記録を生徒が入力することで、日々の努力が可視化でき、学習時間や学習意欲の向上につながった事例も出ているという。
Classiは、ソフトバンクとベネッセホールディングスが2014年に設立した会社。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.442 桐光学園 中・高 樋田健嗣 先生(後編)を公開(2025年2月12日)
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)