2015年6月11日
iTeachersTV/第6回 広尾学園 金子先生の「ICT活用教育(後編)」を公開
iTeachers TVは10日、広尾学園中学校・高等学校の金子 暁 教務開発統括部長による、第6回「生徒はICTと自らの力で日本の教育を超えていく(後編)」を公開した。
後編となる今回は、広尾学園の具体的な取り組みを紹介する。教育活動の拡大と高度化には、「制約」に縛られず、自らその枠を乗り越えていくことが必要。広尾学園での最近の事例をとしては、医進・サイエンスコースの病理診断講座とインターナショナルコースのMIT動画の日本語翻訳の取り組みがある。
いずれも外部の団体と連携し、生徒に必要な環境と機会を提供したもので、教員サイドの予測、想像をはるかに超えた活動を生徒達は展開しているという。教員の方が、知らず知らずのうちに従来の常識の枠内で心配するのをよそに、生徒たちは自分たちの情報機器を駆使しながら見事に課題をクリアした事例だ。
金子統括部長は、順心女子学園に社会科教諭として勤務。生徒急減期の体験を経て、2007年の校名変更と共学化に合わせた広報戦略を担当。学校人気が急上昇する中、2009年からキャリア教育を兼任。2011年からICT 教育兼任。2013年からはそれらを統合した教務開発部の統括責任者に就任。学校価値のプラスの循環を構築しながら、常に新しい学校モデルを目指している。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、教育ICTコンサルタントの小池 幸司氏による「教育現場で使えるiPadアプリ講座」。
小池氏は、2011年3月、勤務する「俊英館」に他の学習塾に先駆けてiPad導入を実現。教育現場におけるICTの導入・活用を推進すべく、講演や執筆活動を通じて自社のiPad導入事例やノウハウを発信。2013年3月にはiPad×教育をテーマにした初の実践的書籍「iPad教育活用 7つの秘訣」をプロデュース。iTeachers発起人。
□ 第6回「生徒はICTと自らの力で日本の教育を超えていく(後編)」
□ 第5回「生徒はICTと自らの力で日本の教育を超えていく(前編)」
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