2015年10月23日
DNPと東京大学出版会と丸善/大学向けに教材開発支援サービスを開始
大日本印刷(DNP)、東京大学出版会、丸善は23日、共同で大学の教員の授業スタイルに合わせたオリジナル教材を、紙と電子を問わず最適な媒体で提供する「大学・大学教員向け教材開発支援サービス」を開始すると発表した。
クォーター制などを実施する大学における講義の短期化や、アクティブ・ラーニングの普及など、教育・学修環境が変化する中で、大学の教科書の利用頻度や販売部数が減少傾向にある一方、講義内容に合わせて教員がオリジナル教材を作成して学生に配布するケースが増えているという。
こうしたニーズを受け、3者は「大学・大学教員向け教材開発支援サービス」を開始する。
同サービスでは、教材として有効な図書や学術論文、Webサイトの情報などを活用し、コンテンツの獲得から制作、出版、販売・流通までを3者で担い、印刷物や電子の教材として提供していく。
制作した教材は、授業に合わせて、プリントオンデマンドを活用した紙の書籍と電子書籍のどちらでも提供が可能。
教材制作のためのWeb入稿システムや簡易編集システムなどの制作支援システムを提供するとともに、これらのシステムの利用方法を説明する講座も実施する。
DNPが教材の制作・流通のためのシステム開発と提供を、東大出版会が教材編集、教材制作とそれに関連する著作権処理などを、丸善が教材作りの営業と制作した教材の販売を行う。
今後、丸善を窓口に教員、大学(教育機関)単位で販売し、年間1億5000万円の売上を目指す。
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