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2015年10月28日

ベネッセ/「進研ゼミ」来春「進研ゼミ+」に進化 最大のリニューアル

ベネッセコーポレーションは、小学生から高校生までを対象に提供している通信講座「進研ゼミ」を、2016年4月から、「進研ゼミ+(プラス)」としてリニューアルすると発表した。

「進研ゼミ」は、1969年にサービスを開始、現在は「進研ゼミ小学生講座」「進研ゼミ中学講座」「進研ゼミ高校講座」を提供しており、2015年4月時点で小中高生の会員数は195万人。

今回、紙のテキストを強化するとともに、デジタル教材をみ合わせたコースを提供するなど、サービスを開始して以来最大というリニューアルを行う。

「進研ゼミプラス」では、紙のテキストを中心にした「オリジナルスタイル」と、紙のテキストにデジタル教材を組み合わせた「ハイブリッドスタイル」の2つのコースを提供する。

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新たに提供する「授業」(左)と「演習」(右)のテキスト

「ハイブリッドスタイル」では、利用者の理解度に応じ、問題や解説を出しわける「アダプティブラーニング」を導入。

全国約200万人の進研ゼミ会員の、学習行動様式やつまずきに関するデータを蓄積した「学習ルートマップ」をもとに、一つひとつの演習での解答内容に応じ、最適な解説や問題を提示する。これにより、利用者は学年にとらわれることなく、自由に学習を進めることもできるという。

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また、新たなサービスとして、ユーザー一人ひとりの学習状況を見守り、個別に学習のサポートを行う「赤ペンコーチ」を開始。

「オリジナルスタイル」では、「赤ペンコーチ」が添削問題の提出状況やマークテストの結果などをもとに、電話や手紙で学習サポートを行う。

「ハイブリッドスタイル」では、「赤ペンコーチ」が学習履歴のデータから1人ひとりの得意や苦手を把握し、定期試験前には具体的な学習計画をアドバイス。また、定期試験後には成績を見て、今後の対策をサポートする。

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さらに、電話やチャットから無料で相談ができる「勉強なんでも相談室」を開設するほか、「エリアベネッセ」や「進研ゼミプラス」を教材として教室で学べる「クラスベネッセ」、提携塾など対面型の指導も行う。

なお、「進研ゼミ」では、「チャレンジタッチ」をはじめ、独自開発した学習用タブレット端末を提供してきたが、「ハイブリッドスタイル」では、ユーザーが保有するiPadを学習に利用するBYOD形式を導入採用した。

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