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2016年3月3日
富士通マーケティングが光市にNFCを活用した図書館システム構築
富士通マーケティングは、山口県光市立図書館のNFC(近距離無線通信)を活用した図書館システムを構築し、1日から稼働を開始したと発表した。
今回富士通マーケティングが構築した図書館システムは、 富士通のクラウド型公共図書館業務サービス「FUJITSU 文教ソリューション WebiLis(ウェブアイリス)」と、カーリルのNFC技術を活用した情報探索支援システム「カーリルタッチ」を組み合わせたもの。
「カーリルタッチ」は、ICタグとスマートデバイスに搭載されたNFC、おサイフケータイの機能を活用し、図書館の本棚から、インターネットの情報に簡単につながる仕組みを提供する。
本棚や展示台に設置された「カーリルタッチ」のプレートを、スマートフォンやタブレット端末でタッチするだけで、テーマに合わせたオープンデータや図書館システムの蔵書情報を横断検索し、リアルタイムな情報を表示。
利用者は本の貸出状況を確認し、その場で予約申し込みをしたり、調べたい事柄の情報に簡単にアクセスしたりすることが可能。
また、「WebiLis」の利用者機能はスマートフォンにも標準対応。スマートフォン専用画面で「お知らせ」「各種蔵書検索」「新着・新刊本」「読書記録管理」など、PC版と同じフルサービスが利用できる。
全国共同利用型クラウドという強みを活かし、同じ仕組みを導入している公共図書館の利用者が本に対して付与した「読後評価」と「書評コメント」を蔵書検索結果に反映・共有することが可能。
さらに、クラウド型システムのため、運用・保守の手間を軽減することもできる。
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