2016年5月11日
「UDデジタル教科書体」6月にリリース EDIXで展示・20日発表会
教科書やスマートフォンから街の至るところに使われている「文字」を提供しているモリサワは、グループ企業のタイプバンク社から、今後予想されるデジタル教科書の利用拡大を視野に「UDデジタル教科書体」を6月にリリースする。
UDデジタル教科書体は、文部科学省の「学習指導要領」にある「代表的な字形」に準拠し、書き方の方向や点・ハライの形状を保ちながらも、太さの強弱を抑え、ロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)に配慮したデザインで、リーダビリティについても、ロービジョン研究の第一人者として知られる慶応義塾大学の中野泰志教授によるエビデンス(科学的根拠)を取得している。
また、今年度から施行された障害者差別解消法の理念に基づき設計されており、障がいの有無に関わらずすべての児童が同じ文字環境で学ぶことができるという点において教科書・教材の合理的配慮を実現するユニバーサルデザイン対応の教科書体だという。
モリサワでは、今後利用が拡大するデジタル教科書での採用のほか、電子黒板をはじめとした機器類での表示、web、そして紙の教材、校務用PCへのインストールなど、教育の中で文字の使われるあらゆるシーンでの利用拡大を目指すとしている。
UDデジタル教科書体は、5月18日から東京ビッグサイトで開催される教育ITソリューションEXPO(EDIX)のモリサワブース(小間No.2-41)で展示、紹介される。また最終日の20日には会場近隣のホテルでリリース発表会も開催され、中野教授がエビデンスについての講演を行う。
EDIX2016出展情報
モリサワブース [小間No.2-41]
「UDデジタル教科書体」発表会概要
開催日:2016年5月20日(金)
時 間:13:30~15:00 受付13:00より
会 場:ホテルサンルート有明 2F 『花明』
定 員:50名程度を予定 ※申込み多数の場合、抽選となる場合もあり。
対 象:教科書教材に携わる出版・編集社、デジタル機器、教材を提供するハード、ソフトウェア会社、教育委員会をはじめとした学校関係者、官公庁、塾、ディスレクシア支援団体など
内 容:障害者差別解消法時代の「UDデジタル教科書体」の意義と科学的エビデンス
慶應義塾大学 日吉・心理学教室 中野 泰志 教授
UDデジタル教科書体制作の背景とデザインコンセプト
タイプバンク デザイナー 高田 裕美 氏
詳細・申込
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