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2016年5月11日

F5ネットワークスが慶応義塾のセキュリティ強化を支援

F5ネットワークジャパンは10日、慶応義塾の事務系システムのVPN接続をBIG-IPへと集約。安全性の向上と、教育研究系システム運用の効率化も実現したと発表した。

慶應義塾はこれまで、三田キャンパスの事務系システムのVPN装置として、F5ネットワークの「F5 BIG-IP Local Traffic Manager(BIG-IP LTM)」を活用。今回、新たに「F5 BIG-IP Access Policy Manager(BIG-IP APM)」を導入し、機能を統合した。これにより、セキュリティの強化と運用性の向上が実現された。

慶應義塾のネットワークは従来、ロードランサはF5ネットワークのBIG-IP LTMを使用していたが、事務系システムにアクセスするためのVPN装置は、他社製品を使用。L2TPとIPsecによってVPN接続を行っていた。そのため、一度ユーザが認証されると、VPN装置に接続されたすべてのネットワークにアクセスできる設定になっていたことなどから、さらなるセキュリティ強化が求められていた。

慶應義塾三田キャンパスにおけるBIG-IP活用 イメージ図

慶應義塾三田キャンパスにおけるBIG-IP活用 イメージ図

F5ネットワークは、慶應義塾にBIG-IP APMの導入を提案。VPN機能もBIG-IP LTMに統合した。これにより、VPN接続は、より安全性の高いSHA-2対応のSSL VPNへと移行し、アクセス元のIPアドレスとMACアドレスに基づくアクセス制限を実現。また、各ユーザがどのエリアにアクセスできるのかをきめ細かく設定することで、高いセキュリティも確保した。

また、教育研究系システムにおいても、Webサーバの負荷増大、証明書管理の負担増大も課題になっていた。そこで、BIG-IPのSSLアクセラレーション機能を活用。履修申告WEBシステムなどのアクセスが集中するシステムへの負荷軽減や、証明書の集中管理による運用負担の軽減も同時に実現した。

今後は、BIG-IPの適用範囲のさらなる拡大、SSL化による安全性のさらなる向上を計画。BIG-IP Application Security Manager(ASM)を導入し、Webアプリケーション ファイアウォール(WAF)機能を活用することも検討されている。

F5ネットワークスは、アプリケーションがあらゆるIT環境において、あらゆる状況下で利用可能となるソリューションを提供。最先端のクラウド、セキュリティ、モビリティ環境の実現を目指している。

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