2016年5月27日
約9割の保護者が「ネットセキュリティについて学ぶ必要性あり」
トレンドマイクロは26日、スマートフォンを持つ小学校高学年、中学生、高校生の保護者618名を対象に、「保護者のITセキュリティ意識」についてWebアンケート調査を行い、その結果を発表した。調査期間は3月30日から31日まで。
子どものスマートフォン利用について、セキュリティ上の不安に関して尋ねたところ、「特になし」と答えた回答者は26.4%にとどまり、7割以上の回答者は何らかのセキュリティ上の不安を持っていることが分かった。
具体的には、「不正アプリ(ウイルス)に感染してしまう(40.6%)」や「不正サイトに接続してしまう(35.3%)」といった、子どもが意図せずサイバー犯罪の被害に遭うケースが多くなっている。一方、子どもが「見知らぬ人と連絡を取ったり、直接会ってしまう」ことも保護者の3人に1人が不安に思っており、子どもがスマートフォンを活用することでトラブルに巻き込まれることも懸念されている。
子どものスマートフォンの利用ルールについて聞いたところ、「利用時間の制限」は半数以上の回答者が行っていたものの、「利用場所や場面」「アプリ・サービス」の制限は4割以下となった。
また、子どもが被害を受ける可能性のある、人気ゲームに偽装した不正アプリや景品が当たると詐称するなどの不正サイトについて、知らないと回答した保護者が半数以上に上った。
子どもの安全なインターネット利用のために、保護者がインターネットセキュリティについて学ぶ必要性について聞いたところ、「大いにあると思う」と「ややあると思う」が約9割となり、大多数の保護者がインターネットセキュリティについて学ぶ場や機会を必要としていることが分かった。
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)