2022年3月17日
成人の約7割が「金融教育を受けておきたかった」と回答=エイチームフィナジー調べ=
エイチームフィナジーは16日、4月から高校家庭科で「金融教育」が必修化されるのに伴い、全国の20歳~70歳以下の男女426人を対象に実施した、「学校での金融教育に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「自身の金融リテラシー(お金に関する知識)は高いと思うか?」と質問したところ、「高いと思わない」と回答した人が最も多く43.2%もいた。次いで、「どちらでもない」30.8%で、「高いと思う」と回答したのはわずか17.1%だった。
正しく仕組みを理解していると思う金融商材について聞いたところ、1位「クレジットカード」54.2%、2位「特になし」38.7%、3位「保険」35.7%だった。
クレジットカードの仕組みは日々の買い物に関係する身近な金融商材で、「理解している」という回答が多かったが、気になるのは「特になし」との回答が多い点。正しく仕組みを理解しないまま金融商材を使っている人が意外に多いのかもしれない。
また、成人になる前に正しく習っておきたかったお金の知識について質問したところ、1位は「お金の増やし方」で49.3%、次いで多かったのは「お金の管理の仕方」で43.7%。
「その他」0.7%、「特になし」21.4%を除くと、最も少なかったのは「お金の稼ぎ方」27.9%で、稼いだお金をどうするのか、を習いたかったと考えている人が多いことが分かった。
習っておきたかった金融知識について内容を詳しく聞いたところ、「金融全般では」お金の大切さや金融全般の仕組み、金融商品の長所・短所など、「資産運用について」は資産運用関連商品の基礎知識全般、資産運用とリスクなど、「その他」では年金や社会保険の仕組み、税金の仕組みが挙げられた。
また、数多くの回答者から、「もし若い時から金融知識があればもっと資産が増やせた、損やリスクを回避できた」という切実な感想も添えられた。
「お金の知識が無いことで困った経験があるか?」を聞いたところ、42%が「ある」と回答。「ない」は58%だった。
「困ったこと」の具体的な内容を聞いてみると、「保険や金融商品の説明を受けてもその商品が適切な価格設定なのか判断がつかなかった」「勧められるがままに金融商品を購入し、無駄な支出をしてきてしまった」「金融商材の仕組みを理解せず扱い、結果的に損をしてしまった」などの声が寄せられた。
「学校の授業で金融教育を受けておきたかったと思うか?」と質問したところ、約7割(65%)が「金融教育を受けておきたかった」と回答。逆に「受けておきたかったとは思わない」はわずか11.5%で、多くの成人が、金融教育を若い時に学校の授業で受けておきたかったと悔しく感じている姿が見えてきた。
この調査は、全国の20歳から70歳以下の男女を対象に、2月4日~8日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は426人。
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