2016年7月22日
武蔵大が17年度からグローバル・データサイエンス コース」を新設
武蔵大学は20日、次世代を担うグローバルな視野とデータサイエンス・スキルを備えた人材を育てるため、2017年度から社会学部に「グローバル・データサイエンス(GDS)コース」を新設すると発表した。
これに伴い来春、社会学部の入学定員を、現在の230名から254名(+24)に増員する。
インターネットメディアやモバイル端末の発展により多くの分野でデータが大量に存在する現代、さまざまな業務でデータ分析を担う専門的人材の育成が急務と言われている。2013年には、統計数理研究所が中心となり文部科学省委託事業として「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」も開始された。
このようなビッグデータ時代にあって、大学では近年「データサイエンス」に関連する学問分野の設置が、理工系や経済学系統を中心に増加。
武蔵大学のGDSコースは、社会を科学的に見る方法としてデータを分析し、意味ある知見を引き出し、それを意思決定などに活用する、いわば次世代の情報リテラシーともいうべき能力としての「データサイエンス・スキル」と、「英語」の双方を4年間で身につけていく取り組みだという。
GDS コース卒業者の進路としては、グローバル化する社会への対応が必要な企業、政府組織、非営利組織などが考えられ、なかでも、右のようにデータ分析を必要とするような創造性の高い職種への就職が期待される。
関連URL
最新ニュース
- 高校生の受験勉強での生成AI活用、多いのは「授業の復習」「テスト対策」「授業の予習」=武田塾調べ=(2025年2月13日)
- 採用担当者の4割が生成AI出現により「エンジニアに求めるスキルが変化した」と回答=レバテック調べ=(2025年2月13日)
- サイバー大学、オンライン授業科目「データサイエンス入門」を福岡市立4高校に無償提供開始(2025年2月13日)
- ゼクノ、「プログラミングスクール」のカオスマップを公開(2025年2月13日)
- STEAM通信教育「ワンダーボックス」、アイデアを形にする新教材「パイプビルダーズ」登場(2025年2月13日)
- スペクトラム・テクノロジー、「はじめての画像・動画生成AI用学習・開発キット2」販売開始(2025年2月13日)
- 東京コミュニティスクール、学び場/不登校に関する相談事業の実践報告会を26日開催(2025年2月13日)
- レプタイル、岡山県の小学4年生が「Tech Kids Grand Prix」決勝に進出(2025年2月13日)
- キズキ、ひきこもりのその後トークショー「当事者が語る社会復帰への道のり」14日開催(2025年2月13日)
- ソフトバンクロボティクス、中高教員向け「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月13日)