2016年8月3日
パナソニック教育財団「成果報告会」でICT活用最前線に触れる
パナソニック教育財団は2日、「平成28年度 実践研究助成 成果報告会」をパナソニックセンター東京・別棟で開催した。
冒頭挨拶したパナソニック教育財団の小野元之理事長は、「学習指導要領の改訂に向かい、ICTの重要性が一層増している。ICT活用技術は、小中高大を通じて緊急かつ重大な課題となってきている。パナソニック教育財団では、これまで以上に教育現場でのICT活用を支援していきたい」と抱負を語った。
つづいて行われた優秀団体表彰では、「知的障がい者の卒業後の生活・就労に向けたコミュニケーション力の育成~「接客」「買い物」学習場面におけるタブレット端末を用いた支援アプリの開発と授業実践による効用の検証~」で、岐阜県立郡上特別支援学校が最優秀を受賞した他、以下の13団体が表彰された。
<優 秀>
氷見市立宮田小学校(富山県)
・音楽科におけるタブレットPCやデジタル教科書等を活用した「授業事例集」の開発
篠山市中学校教育会情報・視聴覚部会(兵庫県)
・学習内容を活用し、深め合う授業展開の工夫について~映像教材等の補助教材を活用した予習の習慣化を通して~
宮城県多賀城高等学校(宮城県)
・野外実習におけるタブレットPC利活用の可能性を探る ~言語活動の起爆剤として~
<佳 作>
山梨学院大学附属小学校(山梨県)
・ICTを効果的に活用し、VMD(ビジュアル メディア デザイン)を制作する過程を通して育成する“次世代の表現力と発信力”
豊明市立双峰小学校(愛知県)
・日本語指導を必要とする児童生徒のための教育課程編成支援エキスパートシステムにおけるタブレット端末で利用可能な授業設計支援サイト構築とその運用評価
岡崎市立羽根小学校(愛知県)
・児童のコミュニケーション能力の育成~学びの連続性を生かしたタブレットPCの活用~
八尾市立大正小学校(大阪府)
・ICTを活用した「わかる」授業の創造 ~タブレットパソコンや大型テレビを活用した視覚支援~
美馬市立江原南小学校(徳島県)
・分かるといいな、伝わるといいな、ぼくの・わたしの思いや願い~タブレット端末活用を通した学習支援と学校間連携で推進するコミュニケーション能力の育成~
大牟田市立天領小学校(福岡県)
・進んで運動の楽しさを味わう子どもを育てる体育科学習
竹原市立吉名中学校(広島県)
・ICEモデルを適用した授業による思考力・表現力の育成に関する研究
富山大学人間発達科学部附属特別支援学校(富山県)
・知的障害特別支援学校におけるICTを活用したアクティブ・ラーニング~個に対応したチャレンジ活動と教科での協働学習~
三重県立特別支援学校西日野にじ学園(三重県)
・知的障がいのある子どもの「読み・書き・話す」を支援する研究
守山市教育研究所(滋賀県)
・ジグソー学習支援ツールとしてiPadを活用した,協働的に学び合う授業の実践研究~巡回型ICT支援の並行実施による学びのブラッシュアップを目指して~
表彰式のあと、共同研究成果報告2件、第41回特別研究指定校の中間報告6校、第40回特別研究指定校の成果報告4校の発表が行われた。
パネルディスカッションでは、次期教育指導要領で話題の「アクティブ・ラーニング」について、研究アドバイザーを務めたメンバーが、各々の意見を述べ、参加者は真剣に聞き入っていた。
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