2016年8月25日
トレンドマイクロ、ランサムウェア感染被害報告数が過去最悪に
トレンドマイクロは、日本国内と海外のセキュリティ動向を分析した報告書「2016年上半期セキュリティラウンドアップ:凶悪化・巧妙化が進むランサムウェア、国内では過去最大の被害」を24日に公開した。
それによると、2016年上半期は、感染したPCの操作をロックしたりする不正プログラム「ランサムウェア」の感染被害が引き続き拡大。国内の個人・法人ユーザーのランサムウェア感染とそれに伴うデータ暗号化の被害報告件数は1740件(1月~3月:870件、4月~6月:870件)に上り、2015年同期比で約7倍に増加した。これは観測以来、最悪の数値となるという。
国内のランサムウェアの検出台数も2015年同期比約9.1倍(2015年1月~6月:1820台→2016年1月~6月:1万6600台)となった。
また、世界的には新たなランサムウェアが継続的に発見されており、2016年1月~6月には79種の新種のランサムウェアを確認した。これは2015年1年間で登場した29種の約2.7倍となっているという。
新種ランサムウェアを次々と開発し流通させていることから、サイバー犯罪者はランサムウェアを、金銭的利益を得るための「有効な攻撃手段」として認識していると考えられるとしている。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)