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2016年9月16日
リクルート次世代教育研究院、学習者の「解けない問題」予測に成功
リクルート次世代教育研究院は15日、東京大学 松尾研究室、IGPIビジネスアナリティクス&インテリジェンス(BAI)と実施している「アダプティブ・ラーニング実現に向けた人工知能解析」共同研究の進捗についてWebで発表した。
今回発表したのは、「アダプティブ・ラーニング(学習プロセスの最適化)」に関するもの。「スタディサプリ」での学習者の動画視聴や問題解答の学習ログを、最新の機械学習解析「ディープラーニング」を使って解析し改善を重ねた結果、小学校5年生の算数において精度90%で解けない問題の約30%を当てることができたという。
解析対象としたのは、「スタディサプリ小学講座・中学講座」の小学4年生から中学3年生までの算数・数学。精度80%を最低ラインとし解析を実施した。
解析にはディープラーニングでのディープナレッジトレーシングを採用し、学習者の動画視聴・問題解答などの学習ログに加え、「スタディサプリ」に蓄積された大量の学習ログを用いて解析を行った。
リクルート次世代教育研究院では、「解けない問題」を予測することは学習プロセス・時間の効率化にとどまらず、学習者のモチベーションの維持や効率的な学び直しの実現に大きく寄与することができるとしている。
研究概要
ログ数:約3600000
解析データ期間:2015年4月~2016年3月(1年間)
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