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2016年10月4日
ロボットスタート、「ロボホン」のアプリデベロッパー向け取り組みを開始
ロボットスタートは3日、小型で手軽に携帯できるモバイル型ロボット電話「ロボホン(RoBoHoN)」の製造・販売を行うシャープと共に、ロボホンのアプリデベロッパーに向けた様々な取り組みを開始したと発表した。
今年5月26日にシャープから発売された「ロボホン」は、世界初の「モバイル型ロボット電話」として、「モバイルプロジェクト・アワード2016」のモバイルハードウェア部門で優秀賞を受賞。ロボホンには、ロボホンの専用アプリケーションを開発できる環境(SDK:Software Development Kit)が用意されており、SDKをアプリデベロッパーに活用してもらうことで、ロボホンに搭載されるアプリケーションが更に充実していくことを期待しているという。
シャープは、3日から、ロボホンの法人向けアプリデベロッパーに向けて「認定開発パートナー制度」をスタート。制度の企画、設計、ドキュメント作成、試験作成、認定試験実施などをシャープと共同してロボットスタートが担当していくという。今後もさらにアプリデベロッパー向けの各種施策を進めていくことで、ロボホンアプリの大幅な充実を図り、様々なニーズに合わせたロボホンの活用シーンを広げていく計画という。
「ロボホン」は、シャープがロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発。二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとしては極めて小型のサイズ(身長約19.5cm)を実現し、外出先にも持ち運んで使用可能という。
モバイル通信(LTE/3G)に対応し、電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能や専用アプリケーションで提供される各種サービスを、「ロボホン」と対話しながら使用できるという。新開発のフォーカスフリー小型レーザープロジェクターを搭載。写真や動画、地図などを投影できるほか、専用アプリケーションをダウンロードすることで、利用できる機能やサービスを追加することもできるという。
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