2016年11月4日
古河市立三和東中学校でのスタディサプリ導入実験結果を発表
スタディサプリは2日、スマートスクールプロジェクトを実施する茨城県古河市立三和東中学校における、スタディサプリを利用した「基礎学力の底上げ」と「学習意欲の向上」に関する共同研究の経過を発表した。
現在中学2年生、3年生の、スタディサプリ利用前である昨年度2学期末テストと利用後の今年度1学期末テストの数学の結果を比較した結果、どの学力層においても、テストの成績が上がった生徒はドリルの平均回答数が多く、スタディサプリの利用量がテスト結果に反映される結果になったとしている。また、成績向上以外でも、今回のプロジェクトに参加した生徒のうち5割程度が、家庭での勉強習慣や自立学習のしかたに効果があったと回答、副次的な効果も得られたとしている。
古河市教育委員会では「KOGAスマートスクールプロジェクト」を推進し、今後の教育環境整備の方向性とその標準化に向け、モデル校での実証研究によって、今後の授業などでのICT活用モデルとそれに対応した機器・ネットワーク・システムなどのあり方を検討しているが、スタディサプリは生徒1人ひとりの学習習熟度に応じて学年を超えて自由に学べることや、インターネットにつながればいつでもどこでも利用できることが、古河市の求める個別学習像に近いことから、同プロジェクトでの利用に至ったもの。
研究の概要
実施学校 :古河市立三和東中学校
実施期間 :2016年1月~2017年3月
対象児童 :中学1年生、2年生、3年生 (250名)
教科 :数学を中心に英数国理社
実施場所: 家庭学習、教室での朝学習、教室での授業内、古河塾など
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