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2016年11月21日
AI分野研究の日米比較「医療・ヘルスケア」はアメリカがリード
アスタミューゼは18日、自社の保有する約500万件の研究テーマデータベースを活用し、日米のAI分野における研究テーマを「どのような用途で研究しているか」を切り口にした分析結果を発表した。
今回比較したのは、日本の文部科学省による科学研究費助成事業とアメリカ国立科学財団から交付される競争的研究資金プログラムに採択された研究テーマ。それによると、「医療・ヘルスケア」ではアメリカがリード、日本は「生産技術」に力を注いでいることが判明したとしている。
日本では基礎研究の比率が高く、アメリカではより用途の明確な実践的研究が活発であることが窺える。日米の研究テーマ件数の推移を比較すると、アメリカではほぼ右肩上がりに伸びを見せているのに対し、日本では2012年をピークに2014年にかけて落ち込みを見せ、2015年にやや復調していることが読み取れる。
また、用途別に見ると、日本では「生産技術」、「コミュニケーション」が高い比率で推移しているほか、東日本大震災の翌年2012年には「地理・防災」が増加、2015年には「医療・ヘルスケア」が伸びを見せている。一方、アメリカでは、「医療・ヘルスケア」が急伸し、また、「マーケティング」も順調な伸びを見せているのが特長という。
同社は、日本の大企業にとって、医療・ヘルスケア分野におけるAI活用で日本をリードするアメリカの大学・研究機関も、有望な提携・共同研究先候補だと言えるとしている。
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