- トップ
- STEM・プログラミング
- 文科省、TIMSSの理数調査で日本の小中学生の得点が全教科上昇
2016年12月5日
文科省、TIMSSの理数調査で日本の小中学生の得点が全教科上昇
文部科学省は11月29日、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の調査結果と松野文部科学大臣のコメントを公表した。
TIMSSは、国際教育到達度評価学会(IEA)が、児童生徒の算数・数学、理科の到達度を国際的な尺度によって測定し、児童生徒の学習環境等との関係を明らかにするために実施したもの。
小学校は50カ国・地域(約27万人)、中学校は40カ国・地域(約25万人)が参加した。我が国では、148校の小学校4年生約4400人、147校の中学校2年生約4700人が 参加し2015年3月に実施された。
日本は小学校(算数5位・理科3位)、中学校(数学5位・理科2位)の全教科で上位をキープ。2011年の調査に比べて全ての教科で、平均点が上昇した。
小中学校とも「算数・数学が楽しい」、「理科が楽しい」と答えた児童生徒の割合は前回調査よりともの増加しているものの、国際平均にはまだ及ばないのが現状だ。
今回の結果に対して松野 博一文部科学大臣は、「今回の調査結果によると、我が国の算数・数学、理科の結果は、比較できる範囲で最も良好な結果であり、国際的に見ても引き続き上位に位置するとともに、小中学生の算数・数学、理科の意識についても改善が見られることが分かった。文部科学省としては、児童生徒の学力を引き続き維持・向上を図るため、現在検討している次期学習指導要領においては、学習内容の削減はせず、知識・技能と思考力・判断力・表現力等をバランス良く着実に育むことができるよう指導の改善・充実を図るとともに、時代の変化に対応した新しい教育に取り組むことができる『次世代の学校』指導体制の実現に必要な教職員定数の充実を推進しいきたい」とコメントした。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













