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2016年12月27日

子ども向けプログラミング入門言語「KidsScript」の無償ベータ公開

ネクストオブジェクトは、子ども向けを想定したテキストプログラミングの入門言語「KidsScript」のオープンベータバージョンを、12月17日から無償公開している。

「KidsScript」は、JavaScript互換のプログラミング言語で、はじめてテキストプログラミングを体験する子ども向けに工夫された学習環境をJavaScriptに追加したもの。ブラウザで利用でき、誰でもテキストプログラミングを学習できる。

子どもを中心としたテキストプログラミングの入門者や、JavaScriptを学習したいがそのとりかかりがなかった子どもあるいは大人の学習者、プログラミングに興味を持っていたが敷居が高く感じていたすべての人が想定ユーザ。

「KidsScript」は、新しく考案された独自言語ではなく、JavaScriptのスーパーセット言語として子ども向けの平易な表現をJavaScriptの一部に導入したもの。そのため、ほぼそのままJavaScriptの学習になるという。

また、プログラミング学習ツールとして現在もっとも普及しているScratchの機能を移植しており、Scratchと同一のコンテンツをJavaScriptで書くことができる。Scratchの学習経験を生かしつつJavaScriptの学習ハードルを下げる狙いという。

学習上の特徴として、様々なコンテンツ制作に入る前に、まずは「テキストによるプログラミング上の基礎概念の理解」を重視。サイト上に用意されたチュートリアルを通じて体験できるという。

テキストによるプログラミングは、子どもがまだキーボード入力に不慣れないことが学習を進めるうえでの大きなハードルとなっているが、「KidsScript」ではいきなり大人と同じキーボード入力を必要としない段階的な途中モードを複数用意。キーボード入力の問題と切り離してプログラミング学習を進めることができる。

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