2017年2月13日
デジタル看護教科書『デジタル ナーシング・グラフィカ』iPad版を刊行
医師・看護師向けの出版教育事業を手がけるメディカ出版は8日、看護基礎教育界初のデジタル看護教科書『デジタル ナーシング・グラフィカ』のiPad版(2017年版)を刊行した。
発売6年目を迎える本製品は、看護系大学・専門学校を中心に400校以上で採用され、販売累計は5000本を突破、看護基礎教育界でも着々と進んでいるICT教育化に寄与している。今後、デジタル看護教科書の需要はますます高まり、来年度に新設する多くの看護系大学・専門学校で学生に対し一括採用するなど、より一層の需要拡大が見込まれるという。
『デジタル ナーシング・グラフィカ2017 for iPad』は、テキスト全41巻1万1680ページと292点の教育動画、総出題数3035問の問題集、2万語の看護辞書を収載した新時代のデジタル教科書アプリ。
看護基礎教育では臨地実習の時間数が多く、現状では学生・教員は複数の書籍を実習先に持ち込み、その重量・質量の携帯性が大きな負担となっている。デジタル教科書を使用することで、その問題は解消し、さらにテキスト全巻を携行することで、知りたい情報を知りたいときに、いつでもどこでも学習できる環境を提供する。
従来の紙テキスト同様の使い心地を追求するとともに、マーカー、ノート、メモ機能などはもちろん、実習などで便利な資料集や全巻横断検索、スクラップなど、デジタル教科書アプリならではの新機能も搭載している。
新規開設する医療系大学・学部・専門学校では、時代の流れをいち早く取り入れ積極的に教育のICT化を進めており、それが学校の特色を際立たせ、志願者の増加につながり、より学力の高い学生の確保に影響している。また臨床現場のICT化も急速に進むなか、ICTスキルの高い看護師を輩出することにも貢献するとしている。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)