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2017年3月15日
福岡大、教育研究システムにパロアルトネットワークスのセキュリティ
パロアルトネットワークスは14日、福岡大学が同学の最新教育研究システム「FUTURE5」において、同社が提供する次世代セキュリティプラットフォームを導入し、本格運用を開始したと発表した。
福岡大学は、1世代前の教育研究システム「FUTURE4」で、最大同時セッション数100万のファイアウォールを導入していたが、処理能力を超える同時セッション数によって全学ネットワークが停止するというトラブルを経験。
大学の情報システムの構築と運用管理を担当する総合情報管理センターでは、最新の教育研究システムで同じトラブルが発生しないように、従来と比べて約2倍の同時セッション数の性能を要件定義としてファイアウォールの入れ替えを検討。その結果、条件となる性能を備え、さらに、将来の移行を見込んでいるIPv6にも対応していることから、同社の次世代ファイアウォール「PA-5050」と、同製品群の一元管理ソリューション「Panorama」からなる次世代セキュリティプラットフォームの導入を決定した。
PA-5050は、最大同時セッション数200万、最大ファイアウォールスループット10Gbps、最大脅威防御スループット5Gbpsの安定したパフォーマンスを備えており、エンタープライズ環境の境界線からデータセンターにいたるネットワーク全体へセキュリティ機能を提供する。
現在PA-5050は、FUTURE5の学外接続用のルーター配下に導入され、最大約7000ユーザーが同時利用する学内ネットワークのセキュリティを支えている。2カ所のデータセンターに冗長化構成でPA-5050が配置されている。福岡大学は、PA-5050の基本機能だけでなく、追加機能である脅威防御とURLフィルタリングを活用し、さらにPanoramaによりネットワークセキュリティの管理も行っている。
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