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2017年3月31日
チエルとワンビ、学校向けタブレットセキュリティ製品で業務提携
チエルは30日、ワンビと資本・業務提携を締結し、ワンビのモバイルセキュリティの技術提供を受けて、学校市場向けのタブレットセキュリティ製品を共同開発し、今年7月から販売開始する予定だと発表した。
今日、全国の学校でタブレットの導入が進んでいるが、教育現場では、大量に導入されたタブレットの紛失・盗難や情報漏えいリスク、運用・メンテナンスの負荷によるコストの増大などが大きな課題になっているという。
チエルではこれまで、学校のコンピュータ教室向けに、再起動するだけで設定変更などの変更点を自動的に元の状態に復元し、システムの安定した運用環境を実現する、システムリカバリソフト「WinKeeper」を開発・導入した実績がある。
一方、ワンビは、モバイル活用するタブレットやノートPCの不正利用を監視し防止する「OneBe UNO」や、盗難・紛失したモバイル端末のデータを遠隔で消去する「TRUST DELETE Biz」などセキュリティ製品を数多く開発している。
今回のタブレット向けセキュリティソフトの共同開発を端緒として、今後も両社の持つ技術・強みを活かしたシナジー効果を最大化し、共同で学校市場向けのセキュリティ市場の拡大を目指すとしている。
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