2017年4月26日
共立女子学園がアプリとビーコンで施設の利用率向上へ
共立女子学園は、図書館やラーニング・コモンズの利用促進を図るために、アプリとビーコンを使い、学生の位置情報に応じた情報を提供するシステムの運用を3日から開始した。
共立女子大学は、2016年9月に、図書館とラーニング・コモンズの機能を併せ持った「KWU Library Commons」を新設した。今回、「KWU Library Commons」をより多くの学生に利用してもらうために、エム・ソフトと共同開発した専用アプリ「リブコモ!」の運用を開始した。
「リブコモ!」は、図書館とラーニング・コモンズの中に設置されたビーコンと連携することによって、施設の混雑状況やPCロッカーの使用状況などを把握。ビーコンエリア内の学生の位置に応じた情報を発信する。
また、既存の学内アカウント「KyoritsuID」とアプリを連携させ、シングルサインオンでWeb上に散在していた情報の把握や各種予約システムを利用できるようにした。
さらに、学生にアプリを広めるため利用回数に応じたポイントを付与する機能など、ゲーミフィケーション要素も備えている。
導入前に実施した実証実験では、アプリを利用した学生の90%以上が「今後もアプリを使用したい」と回答した。
今後は、アプリに学内PCの利用状況把握機能を追加するほか、ビーコンの増設によるエリア拡大などを行う予定だという。
なお、システムの導入に合わせて、「リブコモ!」を使ってゲームなどをしながら施設をめぐる「図書館クエスト」を28日まで開催している。
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