2017年5月3日
iTeachers TV Vol.92 武蔵野大学 荒木 貴之 先生(前編)を公開
iTeachers TVは3日、iTeachers TV Vol.92 武蔵野大学教育学部の荒木 貴之先生による「学習者中心主義に基づく、教育の展開とICT活用(前編)」を公開した。
学習用SNS(Edmodo)を活用した、非同期型e-Learningの事例として、近畿大学附属高等学校の実践(江藤教諭)と、同志社中学校・大阪府立箕面高等学校間で行われた協働学習(反田教諭・日野田校長高木教諭)の実践を紹介。近大附属実践では、生徒間評価を加えることが学習を促進する可能性が示された。同志社箕面実践では、協働学習を支えたのは熟達者としての高校生であることが示された。これらの研究成果は、今後学習用SNSを導入しようとする学校に対して、大きな示唆を与えてくれるものだという。
荒木先生の主たる研究領域は、非同期型e-Learningによる協働学習の効果。大学院では「国際教育研究」、学部では「21世紀型スキルの育成」を担当。千代田女学園高等学校は、国際バカロレア候補校であり、隣接する千代田インターナショナルスクール東京とともに、新たな国際教育を展開していく。日本アクティブ・ラーニング学会副会長。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、同志社中学校・高等学校の反田 任 先生による「おすすめの英語学習アプリ」。今回紹介するのは、「mikan」。
反田先生は、EdTech Promotions Manager(ICT教育推進担当)。2014年度からOne to One での iPad 導入や Wi-Fi ネットワークの構築を進めてきた。担当教科は 「英語」。ICT を活用しながら、知識、語学力、思考力、コミュニケーション能力をつける発信型の英語教育をめざしている。Apple Distinguished Educator Class of 2015, Intel Teach マスターティーチャー。
□ 学習者中心主義に基づく、教育の展開とICT活用(前編)
最新ニュース
- Z会、2021年度東大・京大前期試験の科目別入試分析を26日夜から公開(2021年2月26日)
- 高校のICT活用実態調査 9割以上が「以前よりICTの必要性を認識」と回答 =旺文社調べ=(2021年2月26日)
- 京都市、全市立学校で授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を導入(2021年2月26日)
- 学力低下の対策として「学習系アプリ」「YouTube」が上位に =テラコヤプラス調べ=(2021年2月26日)
- 保育ICTコドモン、石川県津幡町が自治体初の給食管理機能を導入(2021年2月26日)
- ナビット、「学校データベース」の2021年度版の改訂が完了 小学校は1499校減(2021年2月26日)
- 「秘書検定 (2級・3級)」がCBT方式試験で全国47都道府県随時受験が可能に(2021年2月26日)
- 日本の子どもの約3割は「なりたい職業がない・決まっていない」 =スプリックス基礎学力研究所調べ=(2021年2月26日)
- インタースペース、「小・中学生の塾通い」に関する実態調査の結果を発表(2021年2月26日)
- ICT CONNECT 21、「オンライン授業事例紹介セミナー」の収録を公開(2021年2月26日)