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2017年7月12日
期待7割に対し「役立っている」2割、保育園ICT化の課題
「保育のお仕事」や「保育園支援ナビ」を展開するウェルクスは11日、主に現場で働く保育士を対象に、ICTシステム導入の現状や今後の課題についてのアンケート調査結果を発表した。
調査は、すでにICTシステムを導入している保育園、まだ導入をしていない保育園、それぞれに勤める保育士計104人を対象に実施。
ICTシステムをまだ導入していない保育園の44人に、ICTシステムの導入が業務簡略化、負担軽減に役立つと思うかの問いには、70%が「はい(役立つと思う)」と回答。「いいえ(役立つと思わない)」7%、「どちらとも言えない」23%を大きく上回った。ICT化に対しては多くの保育士がその導入効果に期待していることがわかる。
具体的にどのような点に期待を寄せているのか、先の質問で「はい(役立つと思う)」と回答した人で最も多かったのは「手書きでの書類作成が減ること」で87%、次いで「紙媒体の管理が少なくなること」77%、「保育士同士の情報共有が簡単にできること」が同じく77%となった。
一方、すでにICTシステムを導入している保育園に勤める60人に、「ICTシステムの導入は、あなたの業務簡略化、負担軽減に役立っていると思いますか?」の問いには、「はい(役立っていると思う)」の回答がわずか22%。「いいえ(役立っていると思わない)」30%、「どちらとも言えない」48%のいずれも下回る結果となった。
また、「ICTシステム導入で、業務にかかる時間は1日あたりどれくらい短縮しましたか?」に対しても、最も多かった回答は「短縮されたとは思わない」の75%。1時間30分以上業務時間が短縮されたという意見は、全体のわずか4%にとどまっている。
ICTシステム導入園に勤める人のうち、システム導入が業務簡略化や負担軽減に「役立っている」と回答した人に、どのような部分が役に立っているか聞いたところ、「手書きでの書類作成が減ること」に92%が役立っていると回答。
「保育士同士の情報共有が簡単にできること(62%)」「情報管理のフォーマットが一律になり見やすいこと(54%)」についても、回答者の半数以上が改善を実感しているという結果になった。
最も役に立っていると思う業務支援機能には、「保育日誌・指導計画の管理」が31%でトップ。これはICTシステム未導入園の人が最も使いたいと思う業務支援機能でもあり、期待に対して一定の満足度が得られていることが伺えた。
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