2017年7月13日
家庭でゲームを楽しむ子どもは、ゲームを勉強に役立てる傾向も
朝日学生新聞社は、「朝日小学生新聞」読者を対象に家庭で遊ぶゲームについての実態調査を行い、12日、その結果を発表した。
アンケートは6月15日~22日にインターネットを通じて行われ、小学1~6年生の男女457人から有効回答を得た。合わせて、その保護者にも子どものゲームに関する調査が行われた。その結果、家庭でゲームを楽しむ子どもはゲームを禁止されている子どもに比べて、勉強の集中力が高く、宿題にも計画的かつ自主的に取り組む傾向が高いことが分かったという。
調査によると、小学生の85.1%がゲーム好きで、ゲーム機を持つ子どもの91.9%がゲームに関する家庭内ルールを決めていることが分かった。主なルールは「宿題や勉強を済ませてから遊ぶ」「ゲームをしていい時間が決まっている」「夜遅くにゲームをしてはいけない」など。1日のゲーム時間は平均50.6分であった。
ゲームOKの子どもの55.0%はゲームが勉強に役立った経験があり、最も多かったのは「知識が身についた」(56.7%) で、親がゲーム好きだと60.8%に上昇。親と一緒にゲームをする子どもは成績のいい子が多いようだ。
また、ゲームOKの子どもの方が勉強の集中力が高く (OK81.0%、NG73.3%)、宿題を計画的に (OK70.5%、NG60.0%)、かつ自主的に (OK75.9%、NG46.7%) 取り組む傾向が見られた。さらに、ゲームOKの子どもは社会性が高く、ルールを守れる性格 (OK88.7%、NG73.3%) で、家族との会話時間も長い (OK90.5分、NG62.5分) ことが分かった。
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)