- トップ
- 企業・教材・サービス
- Classiと岡山大、ビッグデータ解析で英単語学習意欲向上の実証事業
2017年7月14日
Classiと岡山大、ビッグデータ解析で英単語学習意欲向上の実証事業
Classiと、岡山大学 寺澤孝文研究室は13日、岡山県やその他の県の高校1・2年生に対し、「マイクロステップスケジューリング法」を活用した学習意欲向上を検証するための実証事業を6月から開始したと発表した。
同事業では、生徒が毎日10分、個々のスマートフォンやタブレットなどで英単語学習をする際、「マイクロステップスケジューリング法」で学習するグループと、英単語帳を順番に学習していく従来型の学習をするグループに分かれ、個々の英語スコアの上昇を比較する。
「マイクロステップスケジューリング法」が英単語力の向上にどう効果があるか、また、生徒個別の学習成果を可視化することで、学習意欲向上にどう寄与するかを検証する。
岡山大学 寺澤研究室が取り組んでいる「マイクロステップスケジューリング法」は、ビッグデータ解析によって、いつどのようなタイミングで学習し、テストをするかをスケジューリングすることで、個々の正確な学力が測れるようになる、独自のスケジューリング原理を用いた測定法。
これにより、日々の学力以外の要素(一夜漬けなど)の影響を除いた学力をより正確に、高い精度で測ることができるため、短い学習の積み重ねの効果を個々に可視化・フィードバックすることが可能になる。
また、寺澤氏の研究では、暗記学習で、一日に同じ単語を5回以上学習しても効果が検証できず、ごく短い時間の学習を継続的に行うことで、成績の伸びが見られることが判明しているという。
研究概要
実施時期:2017年6月~2017年12月末(状況により延長の可能性も)
実施内容:大学入試で必要とされる英単語のeラーニング
対象学年:岡山県、その他の高校の1・2年生
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)