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2020年11月17日
ジョリーグッド、文科省事業に看護師教育VRプロジェクトが採択
ジョリーグッドは16日、同社と医療・介護教育シミュレータを製造販売する京都科学が共同で開発している「看護師教育VR」事業が、文部科学省の「令和2年度専修学校における先端技術利活用実証研究」に採択されたと発表した。
同事業では、実習機会や学習時間が減少している看護師の育成環境構築を目的に、京都科学及び、東京医科大学と共にVR教材を開発し、全国の看護系専修学校にて実証・検証を行う。
厚生労働省は2019年に看護職員(看護師、准看護師、保健師、助産師)が、2025年までに27万人不足するとの推計を発表した。また2025年は、団塊の世代が75歳に達し、後期高齢者人口が約2千200万人と急増。国民の4人に1人が75歳以上になるといわれ、看護職員の必要性は、高齢化に伴って高まる一方だという。
しかし現在、看護師を育成する医科大学や看護系専修学校では、新型コロナウイルスの影響で病院に立ち入ることができず、実習の機会が失われている。また患者側のプライバシーへの意識が高まり、学生が実際に患者とコミュニケーションを取る臨床実習が困難にもなっている。
同事業では、毎年多くの看護師を輩出している東京医科大学と京都科学が共同で、VRカリキュラムを監修。同社と共に制作したVRコンテンツの有効性を全国の看護学校で3年をかけ、実際の看護学生に対し実証研究を実施してきた。
VRコンテンツの内容は、小児科、産婦人科、精神科など様々なシチュエーションを開発予定。開発したVRコンテンツを用いて、学生へのランダマイズ検証や理解度テストなど、教育効果の比較検証を重ね、リモート環境でも従前の実習カリキュラムと同レベル以上の学習効果をもたらすプログラムの開発を目指す。また、実際の臨床実習では経験できる症例が限らるが、希少症例などをVRコンテンツ化することで、本来必要である症例の看護経験を積むことができる。
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