2017年9月12日
TDCソフトと近畿大学、AIを使った学生評価支援の研究を開始
TDCソフトウェアエンジニアリングは11日、近畿大学経営学部と、アクティブ・ラーニングにおける学生評価をAIの活用によって支援し、教員の業務負担軽減を実現するための共同研究を開始すると発表した。
両者はAIによる自然言語解析技術を研究し、学生のコミュニケーションや学習意欲をAIに分析、評価させることで、教員の負担を軽減し、さらには教育の質的転換の実現を目指す。また、AIが評価支援を行うことで、評価の公平性を担保することにもつながるとしている。
具体的な研究内容としては、オープンソースの学習管理システムである「Moodle (ムードル)」を使って学生のグループワークを管理し、チャットでのコミュニケーションなどをAIに分析させることで、学生評価を支援するシステムの構築を目指す。
今月20日から始まる近畿大学経営学部経営学科・商学科の後期授業「情報倫理」(受講者1年生約300人) においてアクティブ・ラーニングを行い、グループワークでのチャット上のやりとりなどを収集。それをAIに分析させ、学生評価を支援するシステム構築に有効かどうかの検証を進める。最終的には2019年の実用化を目指している。
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)