2017年9月12日
TDCソフトと近畿大学、AIを使った学生評価支援の研究を開始
TDCソフトウェアエンジニアリングは11日、近畿大学経営学部と、アクティブ・ラーニングにおける学生評価をAIの活用によって支援し、教員の業務負担軽減を実現するための共同研究を開始すると発表した。
両者はAIによる自然言語解析技術を研究し、学生のコミュニケーションや学習意欲をAIに分析、評価させることで、教員の負担を軽減し、さらには教育の質的転換の実現を目指す。また、AIが評価支援を行うことで、評価の公平性を担保することにもつながるとしている。
具体的な研究内容としては、オープンソースの学習管理システムである「Moodle (ムードル)」を使って学生のグループワークを管理し、チャットでのコミュニケーションなどをAIに分析させることで、学生評価を支援するシステムの構築を目指す。
今月20日から始まる近畿大学経営学部経営学科・商学科の後期授業「情報倫理」(受講者1年生約300人) においてアクティブ・ラーニングを行い、グループワークでのチャット上のやりとりなどを収集。それをAIに分析させ、学生評価を支援するシステム構築に有効かどうかの検証を進める。最終的には2019年の実用化を目指している。
最新ニュース
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)
- 聖学院高校、生徒・保護者・教職員・協力企業など対象に学習成果発表会を22日開催(2025年2月12日)