2017年10月2日
浜松市で「IoT技術を活用した子ども見守りサービス」実証実験中
浜松市教育委員会と中部テレコミュニケーションは、9月1日から来年1月31日までの予定で、浜松市立三方原小学校においてIoT技術を活用した子ども見守りに関する実証実験を実施している。この実験ではottaが自社の見守りサービスを提供している。
同サービスでは、ビーコン (電波発信機) を搭載した専用の見守り端末を持つ子どもの位置情報履歴を、保護者などがスマートフォンやPCで把握することができるほか、あらかじめ登録した場所を見守り対象者が通過した場合に、位置情報をメールで確認することもできる。
見守り端末は、GPS端末と比較して低コストかつ電池寿命が長いため、頻繁に充電する必要がない。また、ビーコンの電波を受信する基地局 (電波受信機) も電源コンセントに差すだけで設置できるため、基盤となるシステムを速やかに構築できるのが特徴となっている。
実験では、小学校のほか、通学路や子どもがよく集まる公共や民間の施設などに基地局を設置している。これにより、学校だけでなく街中での広域見守りが可能となり、将来は高齢者などの見守りに利用できるインフラとなることが期待される。さらに、地域の人に専用の見守りアプリをインストールしてもらい、ビーコンの電波を受信する「動く基地局」として見守り活動に参加してもらうこともできるという。
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