2017年10月6日
「人前での音声検索は恥ずかしい」が7割超、KDDI調べ
KDDIは5日、全国の15歳~69歳の男女1000人を対象に行った「日本人の音声操作に対する意識調査2017」の結果をまとめ発表した。
それによると、外出先など、人前で、音声でインターネット検索をするのは「恥ずかしい」と思う人は7割を超えた。男女別にみると「恥ずかしい」と感じるのは男性(67.6%)、女性(74.6%)と女性のほうが高い。
性年代別にみると「恥ずかしい」と感じる割合が最も高かったのは30代女性(81.9%)が唯一8割を超えた一方で、「恥ずかしい」と感じない割合が最も高くなったのは50代男性(39.3%)だった。
人前でのハンズフリー通話を恥ずかしいと思う人は65.7%で、「そう思わない」と回答した人は34.3%。人前での音声検索よりも「恥ずかしい」と感じない人が多いことが分かった。
男女別にみると、「恥ずかしい」と感じるのは、人前での音声検索と同様に女性のほうが高く、男性は60.4%、女性は71.0%。性年代別にみると「恥ずかしい」と感じる割合が最も高くなったのは50代女性(76.2%)で、「恥ずかしい」と感じない割合が最も高くなったのは60代男性(44.0%)だった。
音声操作をする人の利用場所は、自宅(30.4%)と外出先(22.1%)では自宅が上回った。
年代別では「自宅」で音声操作をすることがある人は、50代までは年代が上がるにつれ低くなり、10代40.4%、20代38.6%、30代36.1%と30代までは徐々に低くなったが、40代で大きく落ち込み、40代は24.7%、50代は18.5%と50代では2割を下回った。
また、外出先で音声操作をすることがある人も50代までは年代が上がるほど低くなり、10代は30.1%、20代は27.7%と3割前後。30代では22.9%、40代では21.1%と2割台前半となり、50代では14.3%まで下がった。
自宅で行うことがある音声操作は「インターネット検索」(14.2%)が最も高く、「SNS投稿」(3%)、「AIとの会話」(3%)、「家電などの操作」(2%)も利用していた。
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