2017年11月30日
「全国小中学生プログラミング大会」で小5生徒がグランプリ受賞
全国小中学生プログラミング大会実行委員会は29日、小中学生が対象のプログラミングコンテスト「第2回全国小中学生プログラミング大会」の最終審査会&表彰式を、11月26日に東京・飯田橋で開催、小学5年生がグランプリを受賞したと発表した。
今年の大会のテーマは「こんなのあったらいいな」。プログラム、ソフトウェア、ハードウェアであれば、作品の形式を問わず募集。8月1日~9月15日の募集期間中に、全国各地の小中学生から昨年の応募数を上回る167点の作品が寄せられた。
事前審査を経て10点の入選作を決定。最終審査と表彰式を兼ねた26日のイベントで、グランプリとなる総務大臣賞に『僕のドラえもん』(蓼沼諒也さん・小学5年生)、準グランプリに『narratica(ナラティカ)』(菅野楓さん・中学2年生)、『キラキラミュージックBOX』(平野正太郎さん・小学6年生)がそれぞれ選ばれた。
グランプリの「僕のドラえもん」は、人間の脳を模した迷路を最短距離で解くプログラム。「自分でマイ人工知能を作ってみたい」という作者の思いが作品のきっかけ。最短経路を探す手法として、単細胞生物である粘菌が迷路を解くことができると知って、それをヒントにプログラムを作ったという独創的な着眼点が高く評価された。
粘菌の動きという自然界のアルゴリズム(ネイチャー・テクノロジー)とプログラミングを組み合せた発想が、今後のプログラミング教育普及における指針を示すうえでの好例だとしてグランプリに選ばれた。
グランプリには盾と副賞「MacBook Pro 13インチモデル」、準グランプリには副賞・ノートPC「HP Spectre x360」を贈呈。このほか優秀賞や特別賞、入選作にもそれぞれノートPCや図書カード3万円分などが贈られた。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)