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2017年12月13日
「GEOSPACE CDS」などの地図コンテンツを最新版に更新
NTT空間情報は12日、同社のクラウド配信サービスの電子地図、航空写真、衛星画像を2017年最新版に更新したと発表した。
電子地図は、プライムツリー赤池(愛知県日進市)や、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)などを含む474件を更新。航空写真、衛星画像は、同社保有の2017年7月までの撮影画像が閲覧できる。
同社のクラウド配信サービスは、印刷や画面コピーの利用許諾が標準ライセンスに含まれている。自治体などへの各種提出書類などに添付できる地図として、随時申請が不要で追加料金も発生せず、安心して利用できる。
「GEOSPACE CDS」は、地形や建物の形を精密に撮影した航空写真や、都市計画図などの公共測量成果物をベースに作成した地理空間情報で、離島を含む日本国土全域(約38万平方メートル)の広範囲をカバー。国土地理院基盤地図情報の原典データとして、民間企業で採用された高精度な地図データ。
基本情報の「電子地図」は、印刷制限がなく、ハザードマップや各種案内、報告書や申請書の地図として多数の企業団体が採用。オフライン環境向けにも提供。ただし、非営利目的の利用に限られている。
オプションの「航空写真」は、詳細な都市計画図や地域開発、農地管理、防災・減災のハザードマップなどに活用可能。都心部を中心に年2回更新。オプションの「衛星画像」は、地上解像度31cm~50cmと、航空写真に匹敵する高解像度のデータをリーズナブルに利用できる。
また、オプションの「ハイブリッド(航空写真/衛星画像)」は、航空写真と衛星画像を併用し、全国99%以上のエリアをカバー。林地管理における植生調査などの基礎調査に活用できる。
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