2018年1月23日
N高、川島教授のNeUと共同で「脳科学を活用した学習の実証トライアル」開始
N高等学校(N高)は19日、昨年11月に発表しました「株式会社NeUとの共同による脳科学を活用した学習の実証トライアル」について、通学コース・代々木キャンパス生3名の参加を募り、トライアルを開始したと発表した。
脳活動を見える化することで、生徒自ら効果的に学習する方法を身につけ、学習内容のより高い定着を図ることを目的としている。実証トライアル実施にあたっては、NeUが開発した脳活動を見える化する装置「N-POD(仮名称)」を使用し、自身の脳の活性化度合いを確認しながら日常の学習を行う。トライアル期間(約2か月間)の脳活動データの解析、及び、生徒へのアンケートやヒアリングにより効果の検証を行っていく予定。
実証トライアル開始にあたり、NeU取締役(CTO)の東北大学・川島隆太教授は、「脳の前頭前野を意識的に活性化させようとすることで、記憶や学習能力を向上させることが科学的に証明されています。私たちが発明した脳活動を可視化する装置をつけて学習をしてもらい、自分なりの『頭の使い方』を見つけてもらうことが、今回のトライアルの目的です。これにより、学習意欲を高いレベルで維持し、脳の情報処理能力を高めることにより、学習内容のより高い定着を図ることができると考えています」と語っている。
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