2018年2月19日
デジハリと八王子市、ドローン活用に向けた人材育成の協定を締結・講座開催
デジタルハリウッドは16日、八王子市と「ドローンの活用に向けた人材育成に関する協定」を締結し、地域への貢献とサービスの拡充を図り、より幅広い層へのドローンの人材育成に取り組んでいくことを発表した。
具体的には、同社が実施するドローン専攻カリキュラムにおいて、八王子市職員の有資格者を養成 (5年間で20名育成を目標)、市職員によるドローン操縦チームを結成する。一方、八王子市は、機種などについて十分な検討を行った上で、ドローンの実機を今年度中に保有する。
また、八王子市内の子ども向けに体験カリキュラムを共同開発し、次世代技術であるドローンに触れる機会を創出するほか、ドローン活用の可能性を検討するため、八王子市の関連所管による「ドローン活用に向けた庁内検討会」を発足させる。さらに今後の展開として、市内の企業、大学、各種団体との連携により、八王子市版「(仮称) ドローンの活用に向けた官民連携協議会」を発足させ、ドローンに関する実証実験の展開や、新産業の創出を目指すとしている。
協定書調印式は今月23日。3月3日には、八王子市立由木西小学校の校庭を活用し、ドローン空撮に特化した講座を実施する。さらに、3月中旬にはドローン活用に向けた庁内検討会の発足を、4月以降には、職員のドローン操縦資格取得に向けた研修開始と、子ども向けカリキュラムの検討・実施を予定している。
空撮実習オプション講座の概要
開催日時 : 3月3日 (土) 10:00~17:00 (日没まで)
開催会場 : 八王子市立由木西小学校 [東京都八王子市上柚木538-1]
参加対象 : JUIDA操縦技能証明証、または、それ相当の経験を持っている人
受講料 : 5万4000円 (税込)
定員 : 9名
申込締切 : 2月28日
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